いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

御嶽山噴火被害の責任を勝間さんに問う集団心理がこわすぎる。

戻らない人を待つ心情を思うと心が痛い。

御嶽山の噴火による被害で痛ましいニュースが流れてる。有毒ガスの影響で思うように捜索活動を進めることができず、いまだに心肺停止状態で山中に取り残されてる人たちがいるとか。

 

どんな心情で戻らない人を待っているだろう。自分の身近な人がそんな状況に陥ったならどうだろうかと想像して、想像するだけでもツラすぎてやめた。これをもっとリアルに体感している人は、胸を締めつけられるような思いのはずで、心中お察しします、なんていういいかげんな言葉は絶対に口にしてはいけないと思う。

 罪があるとすれば、そのとき無関心だった人も同罪。

そんな痛ましいニュースに混じって、この天災を個人の責任として責め立てる動きが起こっているのを見つけて驚いた。


御嶽山被害拡大は「火山観測」仕分けた民主党のせい? 早とちりで「仕分け人」勝間氏がとばっちり : J-CASTニュース

勝間氏のツイッターアカウントにも「あんたの仕分けが無ければ助かっていた可能性のある命が失われたのに」「あなた方の仕分けで人死にが出たことについて、道義的責任は免れないと思います。コメント下さい」といった非難や疑問の声が寄せられた。(J-CASTニュース)

こんなことを言ってる人たちは、仕分けをしてるときはスルーしてたんじゃないか?ボクは別に勝間さんを擁護したいという気持ちがあるわけでもないけれど、大半の人がのっかって発言して、天災の責任を個人に問うという状況が恐ろしい。

 

そんなことを言うのなら、その当時無関心にスルーしてた人たちも同罪だろう。ボクも正直、勝間さんがそんな仕分けに関わっていたのを知らなかったし、同罪と言えるかもしれない。

 御嶽山の24時間監視は今も行われてる。

だいたい御嶽山は2010年の事業仕分けでは観測対象外とはなってなくて、今も24時間監視が行われてるらしいから、技術的に噴火を予測するのは不可能だったんじゃないだろうか。

 

こんなふうに誰かが発したひとことをきっかけにして、いじめが始まったりするのかもしれない。まぁ、ネットは匿名性があるから、更に助長されるしね。

2010年の事業仕分けにおける勝間和代の発言について 勝間和代オフィシャルサイト

 

 

しかし、この当時の発言の真意は、「費用削減のためには、火山が噴火して人が死んでもいい」という意味ではもちろんありません。火山の噴火を人工的に止める手段がない上、いくら精密に監視をしても噴火を100%予測することは不可能である以上、噴火による被害を減らすために、産学連携などで噴火予測により効果的な費用配賦方法があるのではないかという問題提起です。(勝間和代オフィシャルサイト)

 この問題提起は特に否定するような内容じゃないと思う。人が死んでもいいと思いながら発言してないなんてのは、当然のことだろうし。

 

まだ救われてない人たちがいる。

誰が悪いとか騒ぐ前に、一人でも多くの人が無事に下山できるように祈ることが今は大事だ。そのあと、どこかに落ち度があるなら、しっかり責任追及すればいい。

 

ただ、金さえかければ、自然の脅威に立ち向かえるというのは、人間の思い上がりじゃないかなぁ。