いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

【アイデンティティー】閉ざされた世界の惨劇にあざやかに騙される。

アイデンティティー [Blu-ray]

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オススメ度 ★★★★☆

はじまった直後、急に時間軸が逆行したりして、なんだなんだ?と惹きこまれる。うわあ!ママ、はねられてるし!ひどすぎる。てか、こんな寂れたモーテルに偶然に人集まりすぎじゃないか?3人家族。娼婦、2人のカップル、女優と運転手、囚人と警官と10人も集まってきた。モーテルの支配人も入れると総勢11人。

 

さぁ、これで誰かが殺されるんだろ?殺されるためにこんなに人が集まったとしか思えないじゃないか。いかにも殺されキャラな人もいるし。

 

囚人と警官がやってきたところから、怒涛の展開がはじまった。一人ずつ無残に殺されていく。これは明らかに囚人のしわざだろう。ワルそうな顔してるしなー。というわけで、どうにか逃走した囚人を追い詰め捕えるものの、そこからは単純すぎる推理をあざ笑うかのように予測不能な状況に。

 

人が殺されるたびにカウントダウンするかのように傍らに置かれるルームキー。そして、消え行く死体。いくつもの謎をちりばめながら、ストーリーはかなりテンポよく進む。いや、ストーリーらしきストーリーはないけれど、飽きさせない展開に目が離せなくなる。

 

そうきたか!とボクは唸った。

 

素材自体はそれほどめずらしいモノではないかもしれないけど、それだけに料理の仕方のすばらしさが際立つ。多少の不条理も納得させてしまう世界観。90分ぐらいでさくっと見れるのもいいな。もう一回見たら、いろいろ気づくことがあるかもしれない。

 

何気なくレンタルしたけど、コレは思わぬ掘り出しモノだった。サスペンス好きとしては見逃せない映画だろう。最近はあんまり映画見てなかったけど、まだまだおもしろい映画ありそうだなぁ。またいろいろ見てみようかな。