いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

仕事を自分らしくやるって、どうすればいい?

今、ちょっと読み進めるのがしんどい本を読んでいる。上司に厳しく問い詰められることが常態化。同僚とも解り合えず、隣の芝生が青く見えてしかたがない。生きる意味とか働く理由がわからないまま、ただ日々を消化する。そんな状況にある「僕」が主人公のストーリーだ。

 

完全一致!とは言わないけれど、イヤでも過去を振り返ってしまう。それを過去と言えるなら今はよくなってるんだからいいじゃないか。いやいや、ホントによくなってるなら、こんな本は目に止まらないだろう。

僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙 中経の文庫

僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙 中経の文庫

 

どんな仕事も 自分らしくやれば 夢になる

(僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙)

 「僕」のもとに届いた送り主も宛名も不明の手紙にそう書かれていた。彼は意味がわからないという反応だったけれど、あのころのボクなら、かなり自嘲気味に「自分らしくやってたらアカンねん。何をどうやったって否定されるんやから」というようなことを呟いたかもしれない。

 

今だって「仕事を自分らしくやる」というのは、どうすればいいか悩んでしまう自分がいる。今は常に厳しく問い詰めたり、やり方を否定する上司はいないのに、「らしく」やってたらうまくいかないんじゃないか?と思ってしまう自信のなさは拭えていない。

 

ただ、思い返してみてこの本で描かれる「僕」とちょっと違うなと感じるのは、ボクの場合は上司に不満を抱いたり反発したりしていたというよりも、そんなふうにされてしまう自分の未熟さが情けなく、辛かったのだ。常にその上司の指摘は合理的で正しく、反論の余地がなかった。まぁ、エスカレートしすぎて人格否定に及んでいったから、そこは踏みとどまって反論すべきだったんだろうけど、あのころはできなかったなぁ。 

苦しいと思ったら 何が得られるかを考えてみる

(僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙)

 多少、境遇の差異はあれど、この手紙を見た「僕」の反応はあのころのボクともほぼ一致しているような気がする。苦しさから得られるものなんかない。今まさに苦しんでるけど、これで何が得られるってんだ。とにかく現実逃避したい。たぶんそんな感じだった。

 

きっと読み進めれば救いはあるんだろうけど、ここまで行き詰まった状況に陥った「僕」はここからどう巻き返しするんだろう? 妙に感情移入してしまって、しんどくはあるものの、続きが楽しみだ。