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いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

7つの習慣を的確に要約・解説してくれる「ひと目でわかる!誰でもできる!7つの習慣」で学びなおすことにした。

書評・読書・Kindle 人生観

コンビニでこんな本を見つけた。残念ながらテープが貼られてて中は読めない。

ひと目でわかる! 誰でもできる! 7つの習慣

ひと目でわかる! 誰でもできる! 7つの習慣

  • 作者: 佐々木常夫,フランクリン・コヴィー・ジャパン
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ひと目でわかる!誰でもできる!とか書いてあると、どうもうさんくさく感じてしまうけど、佐々木常夫さんを信じて買ってみることにした。前からずっと7つの習慣を学び直したいとは思っていたし、いい機会だろう。

これはたしかにわかりやすい!

原典の7つの習慣では、具体的な7つの習慣の説明がはじまる前に基本的な考え方が約70ページにわたって語られるんだけど、人によってはその時点でもう挫折するかもしれない。しかし、この本ではまず短いストーリーが呈示され、7つの習慣の重要な考え方「インサイド・アウト」について、まず極めて平易な表現で学ぶことができる。

周りに変わってもらうことを求めるんじゃなくて、自分が変わることで状況を変えようとすることをインサイド・アウトっていうの。(ひと目でわかる!誰でもできる!7つの習慣)

一方、7つの習慣の原典のほうでは、個性主義と人格主義違いの解説にはじまり、パラダイムシフトの解説を経て40ページほどを読み終えて、ようやく次のような記述が登場する。

インサイド・アウトとは、一言で言えば自分自身の内面から始めるという意味である。内面のもっとも奥深くにあるパラダイム、人格、動機を見つめることから始めるのである。インサイド・アウトのアプローチでは、たとえばあなたが幸福な結婚生活を望むなら、まずはあなたがポジティブなエネルギーを生み出し、ネガティブなエネルギーを消し去るパートナーになる。(7つの習慣 人格主義の回復)

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

1回読んだだけでは何を言わんとしているのか理解するのが難しい表現で、ボクは何度も前後の文章を含めて読み返した記憶がある。こうやって並べてみると、ひと目でわかるか、誰でもわかるかどうかは別として、格段にわかりやすいというのは一目瞭然だ。

7つの習慣を実践するために、基本的な考え方を学ぶ。

さっと読み進めていくと「あぁ、そういえば7つの習慣には、こんなことが書かれていたな」と思い返すことがいくつも出てくる。たとえば原典で語られるパラダイムシフトについては次のように語られている。

そこで大切になるのは、自分もまた人とは異なる偏ったパラダイムを持っていることを、まず自覚することです。(中略)また自分と意見が合わない人がいるときに、相手のほうが間違っていると決めつけずに、そのひとの意見に耳を傾けてみることも大事です。(ひと目でわかる!誰でもできる!7つの習慣)

原典のだまし絵を用いた解説も面白かったけど、こういうふうに平易に書いてもらえるとすっと頭に入ってくる。誰もが正しいパラダイム(物事の認識の仕方)を持っているわけじゃないから、人の意見をしっかり聴いてバランスのとれたパラダイムに修正していくというのが大事なことだ。

もうひとつ原典を読んで記憶に残ってる成果(Production)と成果を生み出す能力(Production Capability)のバランスをとることについても端的に語られているので引用してみる。

私たちが「成果」を出すためには、まず「成果を生み出す能力」を上げる必要があります。牛においしいミルクを出してもらうためには、栄養たっぷりの餌をあげて健康な牛に育てなくてはいけません。(ひと目でわかる!誰でもできる!7つの習慣)

ついつい結果を急いで目先のことに追われてしまいがちだけど、先を見越した地道な努力の積み重ねが大事という、これも原典を読んで印象に残ってる考え方のひとつだ。ことあと出てくる「第2領域」に注力する考え方につながる話だ。

こんな感じで、全般にわたってわかりやすい図解と事例、平易な言葉を駆使して7つの習慣を解きほぐして解説してくれているので、原典に挫折した人でもすんなりとポイントを押さえて吸収できるんじゃないだろうか。また、ボクのようにもう1回読みたいと思いながらも、なかなか手を出せず、さっと振り返りたいと考えている人にとっても良いツールになるだろう。

しばらくコレを読みながら、地道に7つの習慣を学び直そうかな。