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いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

歳をとったら、今日しかないぐらいの勢いでやたら食べさせたくなるもんなのかなぁ。

すさまじい勢いで注文する母に唖然とする。

f:id:koh0605:20150517185805j:plain 急に電話が鳴って両親から近所の居酒屋へのお誘いを受けた。昼食が遅めだったから、それほどお腹は空いてないけれど、まぁ、やきとり食べたいしなーとか思いながら、奥さんといっしょに歩いて居酒屋へ向かった。歩いて5分もかからずに行けるのがありがたい。

とりあえず、ビールを注文して食べ物は母に任せることにした。やげんなんこつ、ぼんじり、つくね、砂ずり、きも、若とり、ねぎ身、もちベーコン、アスパラベーコンとすごい勢いで母は注文した。そんなに食えるだろうか・・・。ボクはもう育ち盛りの中学生じゃないんだぜ、母さん。

しばらくすると、少食な奥さんの動きが鈍りはじめた。やばい。今リタイアされたら、ボクも相当キツくなりそう。もうちょっとがんばってくれー!しかし、奥さんは胃腸が弱いので、あまりムリして体調を崩されても困るから悩ましい。

ホルモン唐揚っておいしそうやなーと言う母に向かって、不覚にも思わず条件反射的にそれ、なかなか美味いで!と言ってしまった。それを聞いた母は、すかさずホルモン唐揚2人前!と注文し、間髪入れずにさくらユッケ、燻しカツオのサラダを注文した。ちょ、なんでホルモン唐揚2人前やねん。まだやきとり食いきれてへんやないかー!

テーブルいっぱいに並んだ料理を前に、奥さんは早々にリタイアし、ボクの箸の動きも相当鈍りはじめた。どれも美味いんだけど、さすがにもう腹が限界だ。できれば、持って帰って明日食べたい。

母はばあちゃんに似てきた。

それにしても、母はどんどん亡くなったばあちゃんに似てくるなぁ。ばあちゃんも顔を見れば「何か食べるか!」と言いながら、どんどん食べさせてくる人だった。メシを食い終わって1時間もしないうちに、饅頭とか出してくるんだから、もうめちゃくちゃだった。あまりに腹いっぱいで「いらない」と言ったら、マジメに「具合悪いんか?」と心配してきたり。いや、そうじゃなくてさ。

まぁ、美味しいモノを食べさせるってのが、一番わかりやすい「喜びそうなしてあげられること」なんだろうなぁ。ボクもいつか、子供や孫にめちゃくちゃ食べさせるようになるんだろうか。まだ親にもなってないから、ちょっと想像つかない。

そうなったとき、懐かしく母を思い出したりするのかもしれないな。