いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

【あの花】「めんま」はいなくても、何が大切かを知るきっかけはいくつも転がってるはずだ。

涙腺崩壊しそうなアニメだった。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。をようやく見終わった。実はHuluで2話ぐらい見て、それほどの吸引力を感じなくてしばらく続きを見ることなく放置してたのだ。急に気になって見始めたら1日で一気に全部見てしまった。そして、一気にボクの中で忘れらないアニメベスト3に入ってしまった。今まで3位で押し出されたアニメがなんなのか気になるけど、今はおいておく。

あんないいコがいなくなったら、そりゃ泣くよ。いつも明るく純真で、自分より誰かのことを大切に思ってる。なんであんないいコがいなくならなきゃいけない?もっと世の中には生きてたってしょうがない人間がいっぱいいるじゃないか・・・とか考えてしまうボクはココロが荒みきっている。実際に「めんま」がいてボクが超平和バスターズの一員だったなら、どうしてこんなボクが生き残って、どうして「めんま」が死ななくちゃならないんだと考えただろう。荒んでいるうえに病んでいて救いようがない。

少しは汚れてなくちゃ生きていけない。

まぁ程度の差はあっても、普通の人はどこか汚れてたり、荒んでたり、欠落してたりするものだ。だから「めんま」は幽霊じゃなかったとしても、ファンタジーな存在だなと感じた。あんなに汚れない人は現実にはいない。もし、居たとしても現実という荒波に汚されていくだろう。少しは汚れていなくちゃ平然と生きてなんかいられないもんね。

超平和バスターズの全員が本音をさらけ出して懺悔するシーンがある。「めんまの願いをかなえる!」という思いを掲げてやっていたはずが、誰もが自分のエゴで動いてたと吐露するシーンだけど、あんなふうに言えるだけ純真だし、あんなふうに懺悔させてしまうところに「めんま」の存在感の大きさを感じた。

ちゃんと覚えていられる自分になりたい。

「めんま」みたいに汚れない人はいないかもしれない。でも「めんま」と同じくらい気づきを与えてくれるできごとは自分の周りにいくつも転がっている。身体に障害を持ちながらも明るく前向きに生きる人を見たり、余命わずかと宣告されても、最後の一瞬まで生き抜こうとする人を見たり、悲惨な災害を見て命の尊さを知ったり、そんなときボクは懺悔したり、明日からがんばろうと思い直したりする。そしてすぐに忘れる。

忘れるという能力を失ったら、ツラすぎて生きていけないのかもしれないけど、忘れちゃいけないことはもっとちゃんと覚えていられる自分になりたい。「めんま」がわざわざ幽霊として自分のもとに現れてくれて教えてくれたことを、簡単に忘れてしまうような自分だったら悲しすぎるもんね。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 Blu-ray BOX(通常版)

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