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いずれも。

あれもこれも、いずれも必然。

インターネットを使わない人なんていない、とボクは思い込んでいた。

どうやって調べたらいいんですか?

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by:fweez

「すいません。郵便番号がわからないんです」

ある書類をボクに見せながら、一緒に仕事をしてるパートさんがそんなことを言ってきた。それがどうしたんだ?そんなのネットで調べたらすぐにわかるだろ。

「ネットで調べてもらったらいいですよ」

「え?どうやって調べたらいいんですか?」

ふえ?!どういうこと?一瞬混乱した。そんな反応が返ってくるとはまったく想定してなかったのだ。ちょっとうろたえながら、ささっと郵便番号の検索方法を実演して見せる。ほうほう、なるほど、とパートさんは真剣な表情で見ている。

「家でインターネット、使えないんです」

「え?じゃあ、インターネットやらないんですか?」

「はい」

今の時代にインターネットを使わない人がいるなんて考えもしなかった。いや、高齢の方や幼児で使わない人はたくさんいるだろう。でも、自分とほぼ同世代の人でインターネットを使わない人がいるってのは、ちょっと驚いた。

もはやインターネットは生活の一部になってるし、いろんなシーンで「検索はこちら」みたいなPRが行われてるし、もはやボクにとっては水や電気と同じぐらい、いつもそばにあるモノだもんな。決めつけちゃいけないけど、たぶん同じような感覚の人は少なくないはず。

ネットの使い方をどう教えよう?

思い返してみれば、ボクはこれまでにパートさんに向かってなんの躊躇もなく何回か「ネットで調べたらすぐわかりますよ」と言い放っていた気がする。ちょっとググったらすぐわかりそうなことを全部聞いてくるから、なんか変だなとは思ってたけど、そういうことだったのか。

そのたびにどんな気持ちでいたんだろう?事情はわからないけど、もしかしたら、金銭的な事情で自宅にネット環境を設けられないのかもしれない。なんでも自分のアタリマエが人にとってもアタリマエだと思っちゃいけないなぁ。

しかし、インターネットの使い方なんて人に教えたことないからなぁ。何から説明していいのか悩んでしまう。パートさんに向かって「エロへの執念を開放すれば、すぐにインターネットなんて使いこなせますよ★」なんて言うわけにもいくまい。

あんまり冗談通じなさそうだし、そんなこと言ったらとんでもない沈黙の時が流れそうでこわすぎる。だいたいボクはむっつりなんだから、さらりとそんなことを言ってのけるキャラじゃないだろう。とりあえずマジメに仕事で必要な情報を検索するテクニックを最低限覚えてもらおうかな。